こうして今日を無事… 2012/3/11
何事もなく過ごせることを祈りながら、
時間が早く過ぎるようにと祈りながら
こうしてこの日にアップ出来ることが嬉しいと思いながら過ごしています。
一年前の今日、大変なことが起きました。
そして、“普通”でいられることの大事さを学びました。
去年は、春という季節、夏という季節を感じることなく過ごしてしまいました。
秋も深くなって、寒くなってきてやっと
「あぁ、今年も寒い季節が来たんだ。あぁ、もう秋なんだ」と
震災からの時が止まっていたと
その頃になってようやく、気づきました。
ただひたすら、訳が分からずに
半年以上の時を、ただただ普通になりたい、
いつもと同じがいいと念じながら生活していました。
無臭の時間…。
何をしたのか、どう過ごしたのか。
そう言えば、電力不足だから
暑い夏を乗り切るのが大変とか何とかTVで言ってた。
けど、私は夏、暑かったのか?
暑さで寝苦しいなんて思いをしたのだろうか?
全く覚えていない。。。
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自分を振り返って 2012/3/11
自分がこんな一年を過ごすとは思わなかったし、
そんなに心が痛んでいたのかと
時が経ってみてはじめて気づきました。
自分は割としっかりしていて、
あまりめげたりしないような気がしていたし
良く言えば気丈、つまりあまり細やかでないというか、
男性から見て、守ってあげたいとか、
か弱い女性とかからは縁遠いタイプかと思っていたけど、
どうして私もちょっとはそんな一面があったのかぁと
思ってしまいました。
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ニャンが益々。。。 2012/3/11
ニャンもお陰様で、落ち着きを取り戻しております。
ただ、地震の時の反応は、震災後変わりました。
とにかく、敏感に反応しています。
私もそうですが、震度1で
普段だったら気づけないような地震もほぼ気づいてしまうという
有難くないような体質になってしまいました。
そして、ニャンが益々愛おしい存在になりました。
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我が家で一番。。。 2012/3/11
ニャンは我が家で一番小さくて
一番弱くて
一番可愛いのです。
そして一番誰よりも私を信頼しているのです、純粋に!
ですから、やっぱりどんなことがあっても
守ってやらねばと思うのです。
そして自分がニャンのことをそう思うたび
福島の原発事故で避難を強いられた方々の気持ちを思うのでした。
諦めることってすこぶる残酷なことです。
家に置き去りにしてしまった動物たちのことを思う方々の気持ち。
一人でも一匹でも多くの方が再会出来たらいいですよね。
福島の復興なくして、日本の復興はないと誰かが言いましたが
本当にそうなんです、そしてそれは表面的な部分だけの復興ではなく
一人一人、一匹一匹…であるべきと思います。
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震災を経験して 2012/3/11
ニャンがどれだけ人を信頼しているか
どれだけ純粋に人を好きか
人間のような欲がないだけ、ストレートにそれが伝わってきました。
そんなニャンの気持ちは真摯に受け止めなければなりません。
ニャンの愛情に応えるように、
応えられるようにしていこうと、心から思います。
※動物の人を信頼する姿は、
本当に純粋で凄いなとつくづく感じました。
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これからは。。。 2012/3/11
ニャンも高齢ですし(見た目は若いですが!)
益々一緒の時間を大切にしていきたいと思っています。
日々甘えん坊を進化させてるニャンです。
こんなにしんみりと色々なことを考えるって中々出来ないし、
日々の生活に押されて、忘れてしまうこともあるけれど
一年に一回でも、こんな気持ちを思い出す大切な日に
3月11日という日を捉えていけたらいいかなと考えています。
大変だった、怖かったとばかり言っていても仕方ないし
何かこれからにつなげていけるとしたら
そんな日と考えるのが
一番のような気がしている今日この頃です。
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